レーザー視力矯正手術（SMILE・LASIK・PRK）において、患者さま一人ひとりの眼の状態に応じてカスタマイズオプションを追加することが可能です。
エクストラビジョン(XTRA VISION)
Xtraは、角膜を構成するコラーゲンの結合力を高めることで、角膜をより強くする補強処置です。
リボフラビン（ビタミンB）とAvedro社のKXLシステムを用いて、レーザー視力矯正手術と併用して行われます。
X-traによる外科的効果
- 非常に稀ではあるものの、手術後に発生する可能性がある「角膜拡張症（ケラトエクタジア）」を予防します。
- 手術後に起こりうる近視の戻り（近視性退行）のリスクを大幅に低減します。
- 超高度近視や角膜が薄い方でも手術が可能になります。
- 視力矯正の有無にかかわらず、「円錐角膜（ケラトコナス）」の治療に対応可能です。
PRP点眼（多血小板血漿点眼）
PRP点眼（自己血清点眼）は、患者さまご自身の血液を採取し、遠心分離によって血小板を多く含む血漿を抽出して作られる再生型の点眼薬です。
成分中のサイトカインや成長因子が豊富に含まれており、角膜や結膜の微細な損傷を修復し、炎症を抑え、自然治癒力を高めることが期待されます。
PRP点眼の主な効果
- 角膜神経の損傷を防ぎ、ドライアイ症状の軽減に寄与
- 角膜上皮細胞の再生を促進し、上皮障害の早期回復をサポート
- 手術後の創傷部位に対する治癒・修復作用
- 抗炎症作用による疼痛（痛み）の緩和
- 結膜の微小な損傷にも優れた治癒効果